おすすめ小説紹介ページ
LUCAがこれまでに読んだことのある電子書籍・ライトノベルの中から、お勧めのものを、あらすじ・作品リンク・感想とともにご紹介します。気になる作品があったら是非読んでみてください。
最終更新: 2023/08/13
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『神様たちのお伊勢参り 双葉文庫』(竹村優希著)、全12巻
「彼氏も職も失い、伊勢神宮に神頼みにやってきた谷原芽衣は、迷い込んだ山の中で不思議な青年・天に出会う。
芽衣は、なりゆきで天の経営する宿『やおよろず』で働くことになったが、そこはなんだか不思議な宿。なんと『やおろず』は、お伊勢参りにやってくる全国の神様たちが宿泊する宿だった!?」
毎話様々な神様が登場する、王道の和風ファンタジー小説です。初めは非日常に馴染めずにいた主人公が徐々に心を開いていく様子が鮮明に描かれている他、ラストに向けては切なさのあまり涙無しには読めないほど感情移入できてしまう作品だと思います。
『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした 角川文庫』(竹村 優希著)、全14巻
「東京、丸の内。
本命の一流不動産会社の最終面接で、大学生の澪は唖然としていた。理由は、怜悧な美貌の部長・長崎次郎からの簡単すぎる質問。
『面接官は何人いる?』正解は3人。けれど澪の目には4人目が視(み)えていた。
長崎に、霊が視えるその素質を買われ、澪は事故物件を扱う「第六物件管理部」で働くことになり……。
イケメンドSな上司と共に、憑いてる物件なんとかします。元気が取り柄の新入社員の、オカルトお仕事物語!」
恋愛要素・お仕事要素はしっかりとカバーしているものの、あらすじの明るい雰囲気とは裏腹に本格的なホラー小説です。幽霊・悪霊の登場シーンなど、鳥肌が立つほど鮮明に表現されているので、怪談・ホラー好きの方にはお勧めです。
『さくらい動物病院の不思議な獣医さん 双葉文庫』 (竹村 優希著)
「東京・吉祥寺の外れにある、さくらい動物病院。若き院長の亜希のもとには、今日もいろいろな動物を連れた飼い主がやってくる。
実は亜希には、動物の言葉がわかるという不思議な力が備わっていた――
動物にしか興味のない動物看護士・中村優生や、動物行動学を学ぶ院生・手塚とともに、亜希は今日も動物たちの悩みを解決する!?」
年齢・性別問わず楽しめる、一昔前のライトノベルといった印象です。個性的な動物たちが主事脳に掛ける言葉も見どころです。