iOS26.2から対応!
~サイドボタンから呼び出す音声アシスタントを変更する方法~
先月はスマホ新法(スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律)が施行されたことにより導入できるようになったサードパーティ製アプリストアの設定方法についてご説明しましたが、iOS 26.2から対応した他社製サービスはストア以外にも多くあります。
そんなサービスの1つ、サイドボタンから呼び出せる音声アシスタントのカスタマイズに対応したアプリ「Side Search」がついに登場したということで、今回の記事では急遽このアプリの使い方と、音声アシスタントの変更方法についてご説明していくことにしました。
※今回もご紹介しているアプリはVoiceOverで利用できることを確認した上で掲載しています。
🟦アプリ情報
それでは今回、新しく公開された音声アシスタントのカスタマイズアプリ「Side Search」について、まず基本情報からご紹介します。
- ○アプリ名
- Side Search 音声アシスタントを好きなものにカスタマイズ
- ○ダウンロードリンク
- AppStoreからダウンロード
- ○価格
- 無料(アプリ内課金なし)
- ○開発者
- Cizzuk Shihu
- ○ソフトウェア要件
- iOS 26.2以降
- ○概要
- ・iOS 26.2から可能となった音声アシスタントのカスタマイズに初めて対応したアプリの1つ
- ・音声による指示を任意のアシスタントまたは検索サービスに渡すことができる
- ・サイドボタンの他、ショートカットレシピやアクションボタンからも呼び出すことが可能
基本情報については以上です。
iOS 26.2リリース当初は「音声アシスタントサービスごとに対応が必要」とされていたサイドボタンへの適用を、なんとアプリ1つで実現してくれた便利アプリなんです。
⬜アプリ本体の設定
サイドボタンから呼び出すアシスタントを変更するには、まず対応アプリ側で設定を行う必要があります。
Side Searchの場合は主に下記の設定を行いましょう。
- 1. 呼び出すアシスタント・検索エンジンの設定
- (1) まずは大前提、Siriの代わりに利用したい音声アシスタントサービスまたは検索エンジンを設定します。
- (2) 音声アシスタント/検索エンジンの判定は基本的にURLスキームで行われるため、設定したいサービスのURLやクエリの方式をご存じの場合には「検索URL」欄に直接入力しましょう。
- (3) URLスキームが不明の場合には「おすすめのアシスタントと検索エンジン」ボタンから代表的なサービスを選択し、自動的にURLを挿入させることも可能です。
- ※ChatGPTやGoogle Geminiなどのアシスタントサービスを設定した場合にはプロンプトとして、GoogleやDuck Duck Goなどの検索エンジンサービスを設定した場合には検索ワードとして音声が扱われることになります。
- 2. 音声入力の設定
- (1) アシスタント・検索エンジンへ指示を伝える際の設定が調整できるようになっています。
- (2) 「話す言語」からは音声入力のデフォルト言語を設定することができます。
- (3) 「話すのを止めて検索」からは音声停止の自動認識を設定することができ、有効の場合には「音声入力が終了した」と判定されるまでの秒数を調整することができます。
- ※VoiceOver環境では音声入力を手動で停止させる手段が用意されていないため、必ずこの項目をオンに設定しましょう。
- (4) 「マイクミュートで開始」を有効化すると、起動後手動で聞き取りを開始させる方式に変更されます。
- (5) 最後に「次で開く」からは結果をSide Searchアプリ内で表示させるか、デフォルトのアプリやブラウザで開くかを設定できるようになっています。
- ※利用するアシスタントのネイティブアプリを既に利用している場合、「デフォルトアプリ」を選択しましょう。
- 3. 高度な設定
- (1) 「パーセントエンコーディングを無効にする」からは日本語の指示を入力する際などに用いられるエンコーディングを無効化することができますが、一般的には推奨されません。
- (2) 「クエリの最大文字数」からは指示の文字数を制限することができます。
- 誤ってアシスタントのAPIを無駄に使用してしまうことを防ぐ場合に利用しましょう。
🟦端末側の設定
アプリ側の設定が完了したら、続いて端末側でサイドボタンの割り当てを行う必要があります。
この際、通常であれば「設定」アプリ内、「サイドボタン」という箇所からアプリの割り当てができるのですが、過去にサイドボタンの設定を行ったことがない場合にはこの設定項目が非表示になってしまっています。
そのため初回設定時には「設定」アプリから「アプリ」⇒割り当てたいアプリ(今回の例であれば「Side Search」)へ進み、「サイドボタンを押して○○を使用」をオンにしましょう。
一度上記の設定を行うと「サイドボタン」の項目が表示されるようになるため、Siriに戻したい場合などにはそちらから操作しましょう。
なお余談ですが、この方法でサイドボタンの設定を変更した場合でも「Hey, Siri」は引き続き利用できますので、上手くSiri/サードパーティ製アシスタントを使い分けることも可能ですよ。
⬜まとめ
さて、今回の記事ではアプリストアに引き続きiOS26.2からサイドボタンに割り当てられるようになったサードパーティ製音声アシスタントの設定方法についてご説明しましたが、いかがだったでしょうか。
現状では各アシスタントアプリ側で対応が進んでいないためSide Searchのようなアプリからやや複雑な設定を行う必要があるものの、それでも自由にサイドボタンから呼び出せるサービスをカスタマイズできるのは非常に利便性が高いのではないかと思います。
ぜひSide Searchを使って、日ごろから利用している音声アシスタントや検索エンジンを割り当ててみてください。