期間限定で招待不要に!
~VoiceOver環境で動画生成アプリ「Sora」を使う方法~


少し前から「非常に完成度の高い実写動画を作れてしまう」ということで知名度が上がり、そしてバージョン2にアップデートされてから招待制にて一般公開を始めたOpenAI社の動画生成サービス「Sora」。

そんなSoraが先日から期間限定で招待不要で使えるようになったとのことで、現在ユーザ数が急増しています。

そこで今回の記事では話題のSoraについて、iPhone/VoiceOver環境における登録・利用方法を中心にご紹介したいと思います。

※今回の記事では普段と異なり、アクセシビリティの確保されていないアプリをご紹介していますが、基本操作について、工夫して利用できることを確認した上で掲載しています。


オレンジ色に光っている黒いスマートホンの画面から茶トラ猫が前足と頭を飛び出させているイラスト。スマートホンの隣ではたれ耳のうさぎとトイプードルのような犬が座っていて、その様子を見ています。

📽️アプリ情報

それではまずSoraのアプリ情報からどうぞ。なお、Soraというサービスそのものについては次項でご説明します。

○アプリ名
Sora by OpenAI
○ダウンロードリンク
AppStoreからダウンロード
Google Playからダウンロード
○価格/利用料
・本体価格: 無料
・ChatGPT Plusプラン: 月額$20
・ChatGPT Proプラン: 月額$200
○アプリ概要
・OpenAIの動画生成モデル「Sora2」を利用して動画の投稿/閲覧を行うことができるSNSアプリ
・期間限定で招待不要・無料で利用可能
○対応機能
・プロンプトによる動画の生成
・写真、動画などを参考にした動画生成
・生成動画の共有/ダウンロード

アプリ情報については以上です。

簡単に言うとSora2というのがOpenAIの提供している動画生成サービスで、スマートホン向けに提供されている「Sora」アプリはその機能を容易に使えるようにしたもの、という関係性です。


📽️Soraの仕組み

続いては動画生成モデルSora2本体についてのご説明です。

前項でもご紹介した通りSoraアプリに搭載されているモデルSora2ではAIに動画を生成させることができ、主に以下のような特徴があります。

なお記事執筆時には期間限定・招待不要で利用でき、無料版でも一部機能にアクセスできるようになっているSoraですが、基本的には下記の通りChatGPTと共通の有料プランに加入している必要があります。

○Plusプラン
・月額$20
・480p解像度で最大5秒の動画を毎月50本まで生成可能
・作成可能本数を削ることで解像度720p/10秒の動画まで対応
・ダウンロード時にウォーターマーク(サービス名・ユーザ名の透かし)あり
・同時生成2本まで
○Proプラン
・月額$200
・1080p解像度で最大20秒間の動画を月500本まで生成可能
・ダウンロード時にウォーターマークを削除可能
・同時生成5本まで
・低速生成であれば無制限に利用可能

両プランの最大の違いはウォーターマークの有無かと思います。

例え有料プランに加入していてもProプランでないと透かしを消すことはできず、また無理に別サービス等でウォーターマークを消すことはSoraの規約違反に当たってしまうため要注意です。


📽️登録・利用方法

それでは本題、ここまでご紹介してきたSora2搭載「Sora」アプリについて、VoiceOver利用者向けに使い方を解説していきます。

なおSoraアプリそのもののアクセシビリティはお世辞にも良いとは言えない状況ですが、ボタンの場所・ラベルに含まれている英単語等をヒントに操作することは可能かと思います。

1. OpenAIアカウントの登録/ログイン

Soraの初回起動時にはOpenAIアカウント、または外部アカウント連携によるログインを求められます。

管理人のLUCAはChatGPTアプリや各種APIなどOpenAIのサービスを幅広く利用しているためOpenAIアカウント・ChatGPT Plusプランに登録しているのですが、同様に他サービスと合わせて利用したいという方にはアカウント作成をお勧めします。

登録についてはChatGPTアプリ等から、またはこちらのページから実施するのが最も操作しやすいかと思います。アカウント登録の方法を詳しく解説しているサイトもありますので、こちらを参考にメールアドレス・パスワードなどの登録を完了してください。

※Soraの利用にはAPIキーの設定は不要です。

アカウント登録が完了したらSoraアプリに戻り、「ChatGPTで続行」を選択します。メールアドレス・パスワードを入力しメールアドレス認証を実施すると、いくつかSoraアプリで必要となる追加情報を求められた後、ログインすることができます。

2. 画面構成

明確なラベルが設定されていないためVoiceOverユーザには少しわかりづらいですが、Soraのタブ(画面下端から切替)は左から「ホーム」、「検索」、「動画生成」、「ダイレクトメッセージ」、「プロフィール」というような順番で並んでいます(本来のラベルとは誤差があるかもしれません)。

各タブの内容・用途は下記の通りです。

○ホーム
・いわゆるSNSアプリのホームタイムラインのことで、おすすめの投稿やフォロー中のアカウントからの投稿を確認することができる
・最上部、デフォルトでは「あなたへのおすすめ」に設定されているポップアップボタンから表示内容を切り替えることができる
○検索
・人気の動画やランキング入りした動画を確認できる他、フリーワードでユーザや投稿を検索できる画面
・残念ながらVoiceOverで確認できないボタンが多く、アプリ内でも特にアクセシビリティの低いタブ
○動画生成
・実際に動画を生成することができるタブ(詳しくは後述)
○ダイレクトメッセージ
・フォローしているアカウントとの間で直接メッセージによる連絡が取れる機能
○プロフィール
・プロフィール画像や表示名などのプロフィール情報、過去の投稿や下書き、アカウントやアプリに関する設定などにアクセスできるタブ
・「OpenAI/Symbols/menu」と読むボタンから各種メニューに、「OpenAI/Symbols/pencil」からプロフィール画像の編集が可能
・その他自ら作成したCameoやキャラクター、フォロワーやいいねの数、過去の投稿、お気に入り動画、下書き等を確認することができる

多くのラベルが「OpenAI/Symbols/...」や「NoFace/Symbols/...」というようにアイコン画像のパスと思わしき内容になってしまっているため使いづらいかもしれませんが、文字列の最後に「home」や「search」など用途に合った内容になっていることが多いので、こちらを手掛かりにしていただければと思います。

3. 動画の生成方法

実際の動画生成については上記解説の通り、タブバー中央の投稿追加ボタン(VoiceOverでは「OpenAI/Symbols/plus-composer」と読み上げます)から行います。

ボタン押下と同時にキーボードが表示されますので、作りたい動画を説明したプロンプトを入力しましょう。

動画の元となるメディアをアップロードしたい場合にはテキストフィールドの左側にあるボタン(VoiceOverにより読み上げられるラベルは設定されていません)を選択し、そこから目的の写真や動画を添付します。

プロンプトとメディアの準備ができたら、最後にテキストフィールド右側のアップボタン(こちらもVoiceOverには「ボタン」としか読み上げられません)を選択して生成処理を開始させましょう。

生成はバックグラウンドでも継続され、動画生成が完了するとその旨アプリから通知が届きます。

※他にも多くの機能が含まれているようですが、自分自身全盲のLUCAには識別できないボタンも多いため、基本的な生成方法のみに絞ってご紹介しています。ご容赦ください。

4. 生成した動画の確認・操作

生成が完了した動画は受信した通知、または「プロフィール」タブ内の「下書き」欄から確認できます。

動画を確認し、問題ないようであれば目的に応じて以下いずれかの操作を実行しましょう。

○投稿
・開いた動画画面の下方、VoiceOverに「動画を投稿する」と読み上げられるボタン
・ホームタイムラインへ投稿する
○特定の相手へ共有
・開いた動画画面の下方、VoiceOverに「共有先...」と読み上げられるボタン
・Soraを利用している特定のユーザまたはグループへ動画を送信する
○ダウンロード
・開いた動画画面の右上、ラベルの設定されていないポップアップボタンから「ダウンロードする」を選択
・生成した動画をカメラロール(写真アプリ)へダウンロードする
○削除
・開いた動画画面の右上、ラベルの設定されていないポップアップボタンから「削除する」を選択

なお同様の操作は投稿後の動画についても可能で、プロフィール画面内「投稿」を選択し、画面下方に表示される各動画サムネイルを開くことで「いいね」・「返信」・「共有」などの操作を選ぶことができます。


📽️おまけ: 自作動画のご紹介

本題であるSoraの使い方については以上ですが、おまけとしてLUCAが実際に生成してみた動画の例をご紹介しますので、よければご覧ください。

※LUCAはPlusプランユーザなので、ウォーターマークは削除できていません。

1. ハンバーガーを食べる猫達(1)
プロンプト: 「この写真に写ってる茶トラ猫とキジトラ猫が、それぞれ2本足で立ってまるで人のようにハンバーガーを美味しそうに食べている動画を作って。」
2. ハンバーガーを食べる猫達(2)
プロンプト: 「この写真に写っている2匹の猫(ちょっとふっくらとした、緑がかった黄色の目の茶トラと痩せ型で模様のはっきりとしたキジトラ)がそれぞれ、2本足で立ちまるで人間のように美味しそうにハンバーガーを食べている動画。声は猫の鳴き声でありながら、「うみゃうみゃ」と言っているかのように聞こえる感じ。」
3. パソコン操作する茶トラ猫
プロンプト: 「緑がかった黄色い目をした茶トラ猫がまるで人間のようにデスクチェアに座りパソコンを打っている動画。猫はしっかりとキーボードに手を触れタイピングしており、その間楽しそうに鼻歌を歌っている。なお動画はアニメーションではなくリアル。」

📽️まとめ

さて、今回は期間限定で招待不要となっている、話題の「Sora」アプリについてご紹介しましたが、いかがでしょうか。

元々視覚的情報に頼らざるを得ない生成AI関連のアプリということでアクセシビリティはあまり高くありませんが、記事でご紹介した通りシンプルな動画生成であれば問題なく行えるようになっていますので、ぜひ一度試してみてください。


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